2020年6月26日金曜日

【SCI】サービスコーポレーションインターナショナル ~全米最大の葬儀屋 あらゆるサービスをワンストップ~ 主要グラフ9選

※2020/06/26 更新しました
  • ティッカー  【SCI】
  • 決算      12月
  • セクター   サービス
企業概要
サービスコーポレーションインターナショナルは、米国およびカナダでデスケア製品およびサービスを提供しています。

同社は葬儀と墓地のセグメントを通じて運営しています。その葬儀と墓地事業は、葬儀場、墓地、葬儀/墓地の組み合わせ場、火葬場、その他の事業から成り立っています。

同社はまた、葬儀施設や自動車の使用を含む、葬儀や火葬に関連する専門的なサービスを提供しています。

サービスの手配と指示そして、撤去、準備、防腐処理、火葬、記念化、旅行保護、そしてケータリングサービス。さらに、葬儀用の小箱や関連アクセサリー、壷や他の火葬用の入れ物、花、オンラインおよびビデオ用のオマージュ、文房具製品、棺桶および火葬の記念品、その他の付属品を含む葬儀用の商品も提供しています。

さらに、同社の墓地は、開発された敷地、芝生の地下室、霊廟のスペース、ニッチ、その他の火葬記念および葬儀のオプションなど、墓地の財産の葬儀の権利を提供しています。

また、記念式のマーカーや基地、埋葬用の外箱、花や花のプレースメント、墓地用のサービス、商品の設置、インターメントなど、墓地用の商品やサービスを販売しています。

サービスコーポレーションインターナショナルは、尊厳記念、尊厳計画、国家火葬協会、アドバンテージ葬儀および火葬サービス、葬儀葬祭、メイキングエバーラスティングメモリーズ、ネプチューン協会、およびトライデント協会のブランドの下でその製品とサービスを提供しています。 2019年12月31日現在、1,471の葬儀場を所有し、運営していました。

 44の州、8つのカナダの州、コロンビア特別区、およびプエルトリコをカバーする286の葬儀/墓地の組み合わせの場所を含む481の墓地。

同社は1962年に設立され、テキサス州ヒューストンに本社を置いています。

企業業績 
 資産の部

負債 純資産の部
キャッシュフロー
FCFPS
配当性向 総発行株式数
ROE ROIC
ROA 財務レバレッジ
CCC  インタレスト・カバレッジ・レシオ

グラフの説明について
まとめ

サービスコーポレーションインターナショナルは、全米最大手の葬儀屋です。

葬儀関連のサービスをワンストップで行うことでサービスの質の向上につなげて企業業績も毎年伸びてきています。

バランスシートも特徴的で、流動資産、流動負債共に少ないです。

これは、資産の内訳として前受金として固定負債に計上しているためです。

簡単に言い換えると、将来この会社のサービスを利用する人のお金を事前に入金していただくということを意味しています。

このため、事前に入金する方が大多数を占めるので運転資金としての流動資産があまり必要ではありません。

このビジネスモデルでは、企業の運転資金はあまり必要とせず前受金の中から運転資金を捻出しているためCCCはマイナスになります。

サービスを開始する前に代金(現金)が手に入っていることを意味しています。

経営者の難点である資金繰りに悩まない会社と言えます。

直近は、継続的な設備投資、M&Aなどをしていることが判っており、株主還元策として自社株買い、配当を増やすことにも着手しているようです。

利益率の改善と共に、借金の返済もしており財務レバレッジの改善傾向も見受けられます。

徐々に、効率的な経営に近づいており今後の見通しも明るいと思います。

人間の最期は、必ず来るものです。
アメリカのように人口が増え続けている国では葬儀の会社も成長し続けております。

日本では、これから人口減が続き葬儀をする方も絶対数として減っていきます。

人口増の米国で、最大手の葬儀屋さんは要チェックです。

ぜひ参考にしてみてください!