2020年6月14日日曜日

【AMZN】アマゾンドットコム ~世界最大のEC、データセンターを持つ巨大企業~ 主要グラフ10選

※2020/06/14 更新しました
  • ティッカー 【AMZN】
  • 決算     12月
  • セクター   EC ソフトウェア
企業概要
アマゾンドットコムは、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするフォーチュン500の一企業であり、eコマースにおける世界的なリーディングカンパニーです。

アマゾンドットコムのCEOであるジェフ・ベゾスが1995年に創業して以来、アマゾンドットコムは商品の品揃え、インターナショナル・サイト、そして世界中に位置する物流センターおよびカスタマーサービスセンターにおいて著しい拡大を行ってきました。

またアマゾンドットコムはイギリス、ドイツ、フランス、日本、カナダ、中国、イタリア、スペインなどでウェブサイトを運営し、世界各地175カ所を超える物流センターを設置しています。


企業業績



 セグメント別売上高
資産の部
負債 純資産の部
キャッシュフロー
FCFPS
総発行株式数
ROA 財務レバレッジ
ROE ROIC
CCC
まとめ
 アマゾンドットコムは、今では身の回りの生活に馴染んだ存在だといえる。会員制のAmazonPrime、AmazonWebServis(AWS)、EC事業を手掛けており、私も非常にお世話になっています。

 最近の流れでは、アマゾンが他業種に参入することの影響「アマゾンエフェクト」と言われるくらいアメリカの様々な企業がアマゾンの出方を注視しています。

利用者からは利便性が高まることで支持されやすいですが、他の企業からするといきなり参入してライバル企業となるのは戦々恐々とするでしょう。

 アマゾンの稼ぎ頭となっているのは、2017年における売上高では10%しかないAWS部門。ここで実に営業利益の105%以上を稼いでいます。他の部門でマイナスが出ているためこのような評価になります。2018年では、AWS部門は、売上高では11%。営業利益は全体の58%を稼ぎ出しています。2019年もAWS部門は引き続き売上高の構成比12.4%、営業利益は全体の63.2%を占めています。

 つまりアマゾンは、データセンター部門のAWSのおかげで積極的に買収を繰り返し様々なマーケットシェアを獲得しています。

AWSはもともとEC事業のデータを管理する部門だったのですが、他社にもデータを預けてもらい使用料を獲得するビジネスモデルが確立されました。利用者が増えれば増えるほど収益が伸びる典型的な収益逓増型のビジネスモデルと言えます。

2019年は、売上も伸びて過去最高を記録、EPSも23ドルと過去最高です。積極投資をしてもなお利益が出てくるようになってきました。

将来的には、自社株買い、配当なども期待できます。

フリーCFも伸びており、設備投資を積極的に行ってもまだ資金が余るという状態です。AmazonGo、銀行事業などの新規事業も展開予定のため今後の伸びしろは期待大です。

アマゾンの株主の多くは、配当を出してもらうことよりも事業拡大を期待しているため配当を出さなくても何も言いません。


バフェット氏のバークシャーも最近購入して話題になりましたが、株価を引き上げることでの株主の期待に応えている企業と言えます。


今後の成長戦略としても、期待は持てます。

余りあるキャッシュフローで配当も期待できますね。

アマゾンドットコムの強み


  • 営業CF,フリーCF,FCFPS(1株あたりフリーCF)の伸び
  • CCC(現金回収までにかかる日数)がマイナスを維持
  • 2014年以降のROICの改善
  • AWS(Amazon Web Services)の圧倒的シェア
  • 確立されたブランド力、積極的な新規分野への参入
ぜひ、参考にしてみてください!