2020年6月2日火曜日

【MA】マスターカード ~VISAと並ぶ世界的な企業 ブランドにはお金で買えない価値がある~ 主要グラフ8選

※2020/06/02 追記更新しました
  • ティッカー 【MA】
  • 決算    12月
  • セクター ソフトウェア・サービス
企業概要
マスターカードは米国の大手クレジットカード決済サービス企業。個人、金融機関、加盟店、政府機関、企業に電子決済ネットワークを世界的に提供。

「MasterCard」クレジット・デビットカード、「Maestro」オンラインデビットカードサービス、銀行オンラインネットワークシステム「Cirrus」、プリペイドプログラム、非接触型決済サービス、口座振替サービス等を提供。

企業業績 

資産の部
負債 純資産の部
キャッシュフロー
FCFPS
配当性向 総発行株式数
ROE ROIC
ROA 財務レバレッジ

まとめ
マスターカードは、クレジットカード業界では【VISA】と肩を並べている企業で世界的な知名度も高いです。

単純に、株価推移をみても安定して右肩上がりになっていて過去7年間においては株価も60ドルから300ドルへと上昇している。上昇幅は5倍以上。

世界的に人口が多い国でも、生活スタイルが変わってきており購買力が付くにつれてクレジットカードの利用者も増加傾向です。

企業業績も、売上・EPS・配当ともに毎年右肩上がりで推移しており、投資家とっては安心できる企業と言えます。

キャッシュフローも、営業CFが毎年過去最高を更新しており、ビジネスモデル上、設備投資が他の企業と比べて掛からないです。フリーCFも順調に伸びています。

フリーCFは、株主の配当増、自社株買いの資金の源泉となるので大きく残ることは企業の財務戦略として好ましいです。

配当性向も上昇してきており、20%を超えてきました。

フリーCFからの自社株買いも奏功して、総発行株式数も毎年減少してきています。

自社株買いを行うことで、需給が引き締まること、EPSの上昇につながります。
株主還元策が積極的です。

ROE、ROICにおいては他のアメリカ企業でもほとんど類を見ないレベルです。

ROE(自己資本利益率)が140%を超えてて、なおかつROIC(投下資本利益率)が60%超えなんて企業は珍しいです。

この素晴らしい業績を継続していることが大事です。

ROAも30%を超えているため、財務レバレッジが上昇してもROICは高く推移しています。

投資初心者の方でも、自分の知っている銘柄であるので比較的投資しやすい銘柄と言えます。

マスターカードの強み
・クレジットカード市場の不動の地位を確立
・ROA,ROE,ROICの高水準を維持
・配当増、自社株買いの株主還元策を継続

ぜひ、参考にしてみてください!